2020年は、ドライバーの当たり年と言われていて、飛距離性能が高くてミスヒットに強いモデルが多くのメーカーから発売されました。
そんな2020年に発売されたドライバーの中で、ゴルフ初心者の方におすすめのつかまりが良くてミスヒットにも強いやさしいドライバーを5モデルご紹介したいと思います。
やさしいドライバーを使えば、ミスヒットした時でもそこそこ距離が出てくれるし、スライスボールが多い方でもつかまった強い球が打ちやすくなるので、飛距離アップやスコアアップに期待出来ると思います。
目次
テーラーメイド SIM MAX Dドライバー
- おすすめのタイプ:
- 自然とつかまるやさしいドライバーが欲しい方におすすめ
- やさしさ
- ★★★★
- 飛距離
- ★★★★★
- ミスヒットの強さ
- ★★★★★
- つかまりの良さ
- ★★★★
SIM MAX Dドライバーはミスヒットに寛容でつかまるやさしいドライバー
SIM MAX Dドライバーは、3種類のタイプが発売されているSIMドライバーの中で、ヒール側にウエイトを搭載したスライスを抑制してくれる1番つかまるドローバイアス設計のドライバーです。
SIMやSIM MAXと比べてフェースの高初速エリアが少し大きくなりミスヒットにも寛容で、芯を外した時のボールの曲がり幅を軽減してくれます。
また、SIM MAX Dドライバーに搭載された『スピードインジェクティッド ツイストフェース』により、すべての個体がルール適合範囲内で高いCT値を実現しています。
試打した感想:ヘッドが自然に返るのでとにかく振りやすい
試打したSIM MAX Dドライバーは、ロフト角10.5度でシャフトは『TENSEI BLUE TM50(S)』です。シャフトは中調子で総重量は297g。
構えた感じは、球がつかまる設計だからフックフェースかと思いきや、ほぼストレートフェースで違和感なく構えやすいです。
また、フェース側の白いラインとディープフェースが、ボールが上がりやすい印象を与えてくれるので、ちょっとキャリーで飛ばしたいホールとかでも力まずに振れそうです。
実際に打ってみると、中弾道のロースピンボールで、初速が速そうな球で飛んでくれます。
重心距離が短いせいか、スイングする中で自然とヘッドがターンしてくれるので、普通にスイングするだけでボールがつかまってくれるし、とにかく振りやすいドライバーです!
SIM MAX Dドライバーは、スライサーの方がドローボールになるほどつかまりが良い訳では無いですが、距離も出るしミスヒットにも強いし、自然とつかまるやさしいドライバーが欲しい方におすすめです。
2020年2月発売
【スペック】
シャフト | TENSEI BLUE TM50(S) | ヘッド体積 | 460cm3 |
---|---|
ロフト角 | 9/10.5/12 |
ライ角 | 56 |
長さ | 45.75インチ |
バランス | D2 |
シャフトトルク | 4.4 |
シャフト調子 | 中調子 |
総重量 | 297g |
テーラーメイド SIM グローレ ドライバー
- おすすめのタイプ:
- ボールが上がりやすくてやさしくつかまるドライバーが欲しいゴルファーにおすすめ
- やさしさ
- ★★★★★
- 飛距離
- ★★★★★
- ミスヒットの強さ
- ★★★★★
- つかまりの良さ
- ★★★★
SIMグローレドライバーはドローバイアス設計のやさしくつかまるドライバー
SIMグローレドライバーは、日本のゴルファーのために開発された日本人向けのドライバーで、ドローバイアス設計のボールがつかまりやすいドライバーです。
ルールの上限を超えた反発性能のフェースを1度作ってから、レジンを注入してルール適合にするテクノロジー『NEWスピードインジェクション』を採用して高い反発性能を実現してます。
また、『貫通型スピードポケット』と『ZATECチタンフェース』によって、前作のMグローレよりも高初速エリアを拡大。さらに『ツイストフェース』によって芯を外した時の曲がり幅を最小限に抑えてくれます。
試打した感想:ヘッドが走ってボールをつかまえてくれる
試打したSIMグローレドライバーは、ロフト角10.5度でシャフトは『Air Speeder TM(S)』です。シャフトは先中調子で総重量は278g。
構えた感じは、つかまり性能が高い割にはフェースがかぶってるように見えないので、スクエアに構えやすいです。ヘッドの座りも良いです。
実際に打ってみると、総重量が278gと軽くシャフトが46インチと長い割には、シャフトの中間から先が結構しなり戻ってくれるので、振り遅れる事無くボールをつかまえてくれます。
弾道的には、高弾道のつかまった球が打ちやすいです。
SIMグローレドライバーは、ヘッドスピード40m/s前後で、やさしくて高弾道のつかまったボールが打ちやすい軽めのドライバーが欲しいゴルファーにおすすめです。
2020年9月発売
【スペック】
シャフト | Air Speeder TM(S) | ヘッド体積 | 460cm3 |
---|---|
ロフト角 | 9/10.5/12 |
ライ角 | 58 |
長さ | 46インチ |
バランス | D3 |
シャフトトルク | 6.6 |
シャフト調子 | 先中調子 |
総重量 | 278g |
キャロウェイ MAVRIK MAX ドライバー
- おすすめのタイプ:
- 軽め柔らかめのシャフトが装着されたやさしく飛ばせるドライバーが欲しいゴルファーにおすすめ
- やさしさ
- ★★★★★
- 飛距離
- ★★★★★
- ミスヒットの強さ
- ★★★★★
- つかまりの良さ
- ★★★★
MAVRIK MAXドライバーはフェースのどこで打っても初速が落ちないドライバー
MAVRIK MAXドライバーは、MAVRICシリーズの中でもつかまり性能を良くしたやさしいモデルで、AI技術が進化して新しくなった『フラッシュフェース SS20』を搭載。
また、フェースには新素材の『FS2Sチタン』を採用して、フェース面のどこで打ってもボール初速が落ちずらいミスヒットに強いやさしいドライバーになってます。
試打した感想:ミスヒットに強くてやさしい
試打したMAVRIK MAXドライバーは、ロフト角10.5度でシャフトは、『Diamana 40 for Callaway (S)』です。シャフトは中調子で総重量は290g。
構えた感じは、ヘッド体積が460cm3ですが結構大きく感じます。大きいヘッドが好きな方にはつかまりそうな安心感が持てる形状です。
実際に打ってみると、高弾道のつかまった球が打ちやすく初速が速い印象です。
フェースのヒール寄りに当たった時でも、サイドスピンが少なく直進性が高いので、スライスの曲がり幅が小さくて済みます。また、ミスヒットした時でもボール初速も落ちにくいので、飛距離のロスが少ないです。
MAVRIK MAXドライバーは、ヘッドスピードが35~40m/s前後で、軽め柔らかめのシャフトが装着されたやさしく飛ばせるドライバーが欲しいゴルファーにおすすめです。
2020年4月発売
【スペック】
シャフト | Diamana 40 for Callaway (S) | ヘッド体積 | 460cm3 |
---|---|
ロフト角 | 9.0/10.5 |
ライ角 | 59 |
長さ | 45.75インチ |
バランス | D1 |
シャフトトルク | 6.3 |
シャフト調子 | 中元調子 |
総重量 | 290g |
プロギア RS5+ ドライバー
- おすすめのタイプ:
- 力があるのにスライスボールで距離を損してるゴルファーにおすすめ
- やさしさ
- ★★★★
- 飛距離
- ★★★★★
- ミスヒットの強さ
- ★★★★★
- つかまりの良さ
- ★★★★
プロギアのRS5+ドライバーはルールギリギリの反発性能を誇るやさしめのドライバー
プロギアのRS5+ドライバーは、ルールギリギリの反発性能を誇るRSシリーズの5代目となるモデルの中で、やさしくて振り切れる設計のドライバーです。
『WクラウンにWソール』、そしてフェースに『CNCミルド加工』を採用して、高初速エリアの拡大に成功。芯を外した時でも初速が変わらない反発性能でミスヒットに強くなってます。
さらにフェースのセンターに飛ばしの要素を集約させてるので、芯を食らった時には快芯の一撃を体感出来るようです。
試打した感想:芯を外した時でもボール初速が落ちにくい
試打したRS5+ドライバーは、ロフト角10.5度でシャフトは、『Speeder EVOLUTION for PRGRのM-40(SR)』です。シャフトは中調子でクラブ重量は294g。
構えた感じは、まっすぐなフェースにシンプルなデザインのクラウンでシャープな感じでターゲットに対してまっすぐに構えやすい印象です。
実際に打ってみると、プロギア専用のシャフト『Speeder EVOLOTION』が程よくしなってヘッドが走り、ボールをつかまえてくれます。
弾道的には高弾道で高初速のつかまった球。プロギアのドライバーとフェアウェイウッドは割と好きで、自分でも使用する機会がありますが、前モデルのRSドライバーよりも良いかもって好印象を受けました。
RS5+ドライバーは、ヘッドスピードが40~43m/s前後で、力はあるけどスライスボールで距離を損してるゴルファーにおすすめです。
2020年8月発売
【スペック】
シャフト | Speeder EVOLOTION SR (M-40) | ヘッド体積 | 460cm3 |
---|---|
ロフト角 | 10.5/11.5 |
ライ角 | 59 |
長さ | 45.75インチ |
バランス | D1.5 |
シャフトトルク | 5.5 |
シャフト調子 | 中調子 |
総重量 | 294g |
ヤマハ インプレスUD+2 ドライバー2021年モデル
- おすすめのタイプ:
- オートマティックに打てるやさしいドライバーが欲しいゴルファーにおすすめ
- やさしさ
- ★★★★★
- 飛距離
- ★★★★
- ミスヒットの強さ
- ★★★★
- つかまりの良さ
- ★★★★★
インプレスUD+2ドライバーはつかまりが良くて直進性が高いドライバー
インプレスUD+2ドライバー2021年モデルは、2016年に初代モデルが発売されて大人気となったインプレスUD+2シリーズの3代目で、今回のキャッチフレーズは「今日イチが連発する?!」です。
今回のモデルの特徴は、何と言っても新しく採用されたテクノロジー『SPEEDBOX(スピードボックス)』。クラウンとソールのフェース寄りの部分にボックス状のへこみを作る事でインパクト時のエネルギーロスを低減し初速アップ!。
さらに、前作の2019年モデルよりも重心角が大きくなってつかまり性能が向上した上に、大きな慣性モーメントで直進性が高くなってます。
試打した感想:オートマティックに打てるぐらいやさしい
試打したインプレスUD+2ドライバー2021年モデルは、ロフト角10.5度で装着シャフトは『Air Speeder for Yamaha M421d(S)』です。シャフトは中調子でクラブ重量は284gです。
構えた感じは、ネック部分がオフセットしてるような作りなのでグースネックに見えて、つかまりがよさそうな感じがします。クラウン部分にある『SPEEDBOX』は、「違和感を感じるかな~!?」と思ってましたが、構えてみるとそこまで気にならなかったです。
実際に打ってみると、シャフトが良くしなりつかまった初速の早いボールが打ちやすいです。弾道的には高弾道のハイドローボール。
自分でボールをつかまえようとする動きは必要なく、重心角が大きいので普通に振るだけでヘッドがターンしてくれます。とにかくやさしいです。
インプレスUD+2ドライバー2021年モデルは、ヘッドスピードが40m/s前後で、オートマティックに打てるやさしいドライバーが欲しいゴルファーにおすすめです。
2020年10月発売
【スペック】
シャフト | Air Speeder for Yamaha M421d(S) | ヘッド体積 | 460cm3 |
---|---|
ロフト角 | 9.5/10.5/ |
ライ角 | 61 |
長さ | 45.75インチ |
バランス | D5 |
シャフトトルク | 5.6 |
シャフト調子 | 中調子 |
総重量 | 284g |
ゴルフ初心者におすすめのやさしいドライバー!2020年モデル・まとめ
2020年に発売されたモデルの中から、ヘッドスピードが40m/s前後のゴルフ初心者の方におすすめのやさしいドライバーをご紹介しましたがいかがでしたか!?
どのモデルもヘッドと標準シャフトのマッチングの良さでつかまるドライバーになってると思うので、試打する際は標準シャフトを試してみて下さい。
そして、やさしいドライバーを手にして、ゴルフを楽しんでください!ゴルフは道具で変わります!
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