男子プロゴルファーは、どんなパターを使用して賞金を稼いでるのか!?
2019年の国内男子ツアー賞金ランキング上位の選手が、優勝した時に使用してたパターを調べてみました。
目次
今平 周吾プロ
今平周吾プロが2019年の「ダンロップフェニックストーナメント」で優勝した時に使用してたパターは、ツートンカラーのシャフトが印象的なオデッセイ『STROKE LAB BLACK TEN(ストローク ラボ ブラック TEN) パター』です。
ストローク ラボ ブラック TENパターは、標準モデルのベントネック、ショートスラントネックのS、ネック形状が少し変わっているセンターシャフトのCSの3種類がありますが、今平プロが使用してるのは標準モデルのベントネックのパターです。
【オデッセイ】ストローク ラボ ブラック TEN パター
*今平プロが使用してるパターの長さは35インチです。
ロフト角 | 3度 |
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ライ角 | 70度 |
長さ | 33~35インチ |
ヘッド素材 | ステンレススチール/ABS |
インサート素材 | ホワイト・ホット マイクロヒンジ★インサート |
ストロークラボのパターはプロのような再現性の高いストロークをする事が可能
ストロークラボシリーズのパターは、シャフトをスチールとカーボンの複合シャフト(ストロークラボ シャフト)にする事により、ヘッドとグリップ部分の重量配分を最適化。
グリップ部分を重くすることにより、慣性モーメントの高いヘッドでもカウンターバランス効果で、非常に安定したストロークが可能になりました。
ストローク ラボは、アマチュアでもプロのような再現性の高いストロークに近づけるパターです。
石川 遼プロ
石川遼プロが2019年の「日本プロゴルフ選手権」で優勝した時に使用してたパターは、オデッセイの『PROTYPE(プロタイプ) iX#9』です。
【オデッセイ】プロタイプ ix#9 パター
*写真のパターと石川遼プロが実際に使用してるパターは全く同じではありません。
ロフト角 | 3度 |
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ライ角 | 70度 |
長さ | 33~35インチ |
ヘッド重量 | 350g(ウエイト調整可能) |
ヘッド素材・製法 | 軟鉄削り出し |
インサート素材 | New WHITE HOT インサート |
プロタイプixはツアープロの意見を取り入れて作られたパター!
プロタイプixシリーズのパターは、ツアープロの意見を取り入れて作られた軟鉄削り出しにミーリング加工されたヘッドでボールの転がりが良いパターです。
フェースインサートには、「ニューホワイト・ホットインサート」を搭載し、柔らかい打感と距離感の合わせやすい打音でツアープロ好みのパターに仕上がってます。
チャン・キムプロ
チャン・キムプロが2019年の「日本オープンゴルフ選手権競技」で優勝した時に使用していたパターは、クラブ契約してるPINGの『SIGMA2 VALOR(シグマ2 ヴァラー)パター(ステルス仕上げ)』です。
【ピン】SIGMA2 VALOR(シグマ2 ヴァラー)パター
ロフト角 | 3度(2度~5度の間で調整可) |
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ライ角 | 70度(±2度調整可能) |
長さ | 31~36インチ |
ヘッド重量 | 365g |
ヘッド素材 | 17-4ステンレススチール |
インサート素材 | ぺバックス(エラストマー) |
シグマ2パターは2重構造のインサートでやわらかい打感としっかりとした打音を実現!
シグマ2シリーズのパターは、フェースに硬さの違う2種類の素材を使用してショートパットでは柔らかい打感でタッチが出しやすく、ある程度距離のあるパットではしっかりとした打感と打音で距離感の合わせやすいパターです。
ヴァラーは、シグマ2シリーズの中でも高慣性モーメントのモデルで、ストロークが安定しやすく再現性が高いモデルです。
フェースバランスタイプのパターなので、真っすぐに引いてオートマティックに打ちたい方におすすめ。
*長さ調整機能付きシャフトモデル有り。
黄 重坤(ハン・ジュンゴン)プロ
ハン・ジュンゴンプロが2019年の「マイナビABCチャンピオンシップ」で優勝したした時に使用していたパターは、PINGの日本限定モデル『VAULT2.0 PIPER C(ヴォルト2.0 パイパーC) パター』です。
【ピン】ヴォルト2.0 パイパーC パター
ロフト角 | 3度(2度~5度の間で調整可) |
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ライ角 | 70度(±2度調整可能) |
長さ | 31~36インチ |
ヘッド重量 | 360g(±15グラム) |
ヘッド素材 | 303ステンレススチール |
製法 | 削り出し |
VAULT2.0シリーズは最高品質の削り出しパター!
ヴォルト2.0シリーズのパターは、最高品質の削り出しのヘッドに、フェースにはピン独自のTR溝加工技術が施されていて、ミスヒットした時でもボールの転がりを安定させてくれるパターです。
ソール面には交換可能なウエイトが搭載されていて、ヘッド重量を345g、360g、375gに変更する事が可能です。
一般的にセンタ―シャフトのパターは、芯に当てずらいと言われてますが、パイパーCはネック素材を軽くするなど工夫されているのでセンターシャフトでもやさしいパターに仕上がってます。
*長さ調整機能付きシャフトモデル有り。
堀川 未来夢プロ
堀川未来夢プロが2019年に初優勝した「日本ツアー選手権森ビル杯」で使用していたパターは、テーラーメイドの『Spider TOUR RED(スパイダー ツアーレッド) CS パター』です。
スパイダーツアーレッドパターは、ネック形状がクランクネック、センターシャフト、ダブルベンド、スモールスラントの4種類ありますが、堀川プロが使用してるのはセンターシャフトのCSです。
【テーラーメイド】Spider TOUR RED(スパイダー ツアーレッド) CS パター
ロフト角 | 2.5度 |
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ライ角 | 70度 |
長さ | 33、34インチ |
ヘッド素材 | アルミニウム&スチールフレーム |
フェース素材 | アイオノマー(サーリン) |
USPGAツアーで流行した異例の赤スパイダー
スパイダーツアーレッドシリーズのパターは、ストロークが安定する高慣性モーメントのヘッドに、ソフトな打感と静かな打音で順回転で転がるピュアロールインサートを搭載したUSPGAツアーで流行したパターです。(USPGAツアーで人気が出たのは、フェースを開閉して打ちやすいショートスラントネックです)
スパイダーツアーレッドCSパターは、センターシャフトのフェースバランスタイプなので、真っすぐに引いて打ちたいゴルファーに合うパターです。
崔 虎星(チェ・ホソン)プロ
トラさんことチェ・ホソンプロが2019年の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で優勝した時に使用していたパターはオデッセイの『MILLED COLLECTION(ミルドコレクション) TX #4M パター』です。
【オデッセイ】MILLED COLLECTION(ミルドコレクション) TX #4M パター
ロフト角 | 3度 |
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ライ角 | 70度 |
長さ | 34インチ |
ヘッド素材 | 軟鉄ミーリング |
インサート素材 | WHITE HOT インサート |
ミルドコレクションTXは人気NO1のフェースインサートを搭載した高級パター!
ミルドコレクション TXシリーズのパターは、軟鉄鍛造の削り出しヘッドに細部にまでミーリングを施し、フェースには柔らかくて打感が良いプロ支持率NO1のWHITE HOT インサートを装着した高級パターです。
ソール部分にはタナイト合金を装着して慣性モーメントを高め、安定したストロークがしやすいパターです。
男子プロゴルファーパターメーカー使用率
2019年の男子ツアー賞金ランキング50位までのプロゴルファーが使用していたパターのメーカー使用率を調べてみました。
- 【オデッセイ】23人
- 【スコッティキャメロン】7人
- 【ピン】3人
- 【テーラーメイド】1人
- 【使用パター不明、その他】16人
プロゴルファーが使用しているパター
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