ゴルフ初心者の方はもちろん、中級者の方でも「バンカーから出ない、バンカーショットがどうしても苦手だ」と言う方は多いです。
バンカーショットが苦手な方たちに共通する悩みは
- 「フェースの開き方がわからない」
- 「フェースを開くとトップしてしまう」
- 「ダフリ過ぎて全く飛ばない」
- 「バンス(バウンス)の使い方がいまいちわからない」
です。
バンカーから一発脱出したいなら、サンドウェッジのフェースを開いて、バンスを使って打つバンカーショットを習得出来れば一番良いですが、バンカーの練習が出来る施設はそんなに多くありませんし、練習する時間も無いと思います。
それにアマチュアにとってウェッジのフェースを開いて打つこと自体、なんか難しいですよね!?
そこで、ウェッジのフェースを開く事なくスクエアに構えて誰でも簡単にバンカーから出せるやさしいサンドウェッジを4モデルご紹介したいと思います。
キャロウェイ マックダディ4 ウェッジ
- おすすめのタイプ:
- バンカーから簡単に出したい方
- 優しさ
- ★★★★★
- スピン性能
- ★★★★
- バンカー
- ★★★★★
【ラインナップ】
ヘッド素材 | 軟鉄鋳造 |
---|---|
ヘッド仕上げ | クロムメッキ / マットブラック |
シャフト | Dynamic Gold S200 / N.S. MODUS 3 Tour 120 (S) / N.S. PRO 950GH (S) |
マックダディ4ウェッジは特別なテクニックは必要なし!誰でもバンカーから簡単に脱出できる!
マックダディと言えば、『スピン性能が高い』事が売り文句のウェッジですが、マックダディ4って「実はバンカーショットもチョ~簡単なんです。」
Wグラインドの58度を使ってみた私的な感想ですが『スピン性能』に驚くよりも『バンカーショットの簡単さ』に驚きすぎて、ゴルフショップで即購入してしまいました。
マックダディ4ウェッジはバンカーだけでなく、通常のアプローチもめっちゃ打ちやすいです。
グースが入ってボールが拾いやすく、フェースに乗った感じが分かりやすい。
冬の薄芝でも本当に良くボールを拾ってくれます。
軟鉄鋳造モデルですがマックダディ3よりも打感が良いし、ボールを左足寄りにおいて普通に打つだけでエクスプロージョンショットが簡単に打てます。
難しい打ち方やコツなんていりません。
ちなみにフェースを開いて打つとどうか?
ワイドソールだからバンスが邪魔になるのでは?と思っていましたが開きすぎなければ問題なしです。
マックダディ4はグラインドが4種類出ていますが、バンカーもアプローチもオートマティックに簡単に打ちたいと言う方にはワイドソール(Wグラインド)の56度か58度がおすすめです。
キャロウェイ SURE OUT ウェッジ
- おすすめのタイプ:
- とにかく簡単に打ちたい方向け
- 優しさ
- ★★★★
- スピン性能
- ★★★★
- バンカー
- ★★★★
番手 | SW | SW |
---|---|---|
ロフト角 | 58 | 64 |
ヘッド素材 | 17-4 ステンレス | |
シャフト | N.S.PRO 950 GH(S) |
SURE OUTはバンカーから一発脱出の簡単ウェッジ!
キャロウェイのSURE OUTウェッジは、ゴルフコーチのハンク・ヘイニーが監修した『大きめヘッドで安心感がある幅広ソールのウェッジ』で、スクエアに構えて普通にスイングするだけでバンカーから確実に脱出(シュアアウト)出来る不思議なウェッジです。
特徴は、フェース面のトゥ側まで刻まれたスコアラインと、少しグースの入った丸み帯びたリーディングエッジ。
そしてかまぼこ型の幅広ソール。
普段ストレートネックのウェッジを使用している方には、多少の違和感があるかもしれませんが、構えてみると意外とすんなり構えられます。
バンカーでも通常のアプローチでもフェースを開く必要がないのでグリーン周りが苦手な方にもお勧めできます。
スピン性能も◎。
SURE OUTウェッジは、ロフトバリエーションが少ないので、サンドウェッジだけ購入したいと言う方におすすめです。
あごの高いバンカーが多いコースに良く行く方は、『ロフト角64度』を入れてみるのも面白いかもしれません。
フォーティーン D-036 ウェッジ
- おすすめのタイプ:
- オートマティックに打ちたいゴルファー向け
- 優しさ
- ★★★★
- スピン性能
- ★★★★
- バンカー
- ★★★★★
番手 | AW | SW | HW | T.S.(HW) |
---|---|---|---|---|
ロフト角 | 51 | 56 | 61 | 60 |
ヘッド素材 | 鍛造ニッケルクロムモリブデン鋼 | |||
シャフト | DYNAMIC GOLD、NS PRO 950GH HT、FT-61wカーボン、FT-51wカーボン (LADIES) |
状況に応じてクラブを変えるだけの簡単ウェッジ
フォーティーンと言えばウェッジの名器を沢山作っているメーカーで、多くのプロも使用しています。
D-036ウェッジは、その中でもスーパーワイドソールの超簡単系。D-030の後継モデルです。
3種類の番手を状況別に使い分けるだけで、グリーン周りから寄せる事が出来ます。
バンカーからはワイドソールのSWを普通に構えて、ボールの手前にヘッドを落とすだけで簡単に脱出する事が出来ます。
基本的にはAW・SWの2本を揃えればあらゆる状況に対応出来ると思います。
ピンが近いバンカー越えのアプローチが多く残るようなコースではHWもおすすめ。
フェース面は、手間暇かかる『鏡面ミーリングフェース』によりスピン性能も高いです。
クラブ重量は、N.S.PRO 950GH HTで449グラム。
DYNAMIC GOLD WEDGEで472グラムです。
カーボンシャフトのFT-61wで415グラムです。
キャスコ ドルフィン ウェッジ
- おすすめのタイプ:
- バンカーでダフリ過ぎてボールが飛ばない方
- 優しさ
- ★★★★★
- スピン性能
- ★★★
- バンカー
- ★★★★★
ロフト角 | 44 | 48 | 50 | 52 |
---|---|---|---|---|
ロフト角 | 56 | 58 | 60 | |
ヘッド素材 | 軟鉄 | |||
シャフト | N.S.PRO 950GH/オリジナルカーボン |
フェースを開かずにバンカーが脱出出来るサンドウェッジ!
ドルフィンウェッジは、幅広ソールでエクスプロージョンショット時にヘッドが砂に潜り過ぎないので、誰でも簡単にバンカーから出す事が出来るお助けサンドウェッジです。
種類はDW-113、DW-116、DW-115Gとありますが、バンカーショットが苦手な方におすすめしたいのはグースネック仕様の『DW-115G』です。
DW-115Gは、DW-113やDW-116と比べるとヘッドの大きさが3%大きくなっていて、普段からつかまりの良いグースネックのアイアンを使用している方でも安心感が有ります。
バンカーショットではフェースを開く必要が無く、スクエアに構えていつも通りにショットするだけ。
誰でも簡単にバンカーから出す事が出来るので「毎回バンカーで大たたき~」な~んて方におすすめです。
ロフト角設定も多いので、最近のストロングロフトのアイアンにも対応できます。
クラブ重量は58度のSシャフト装着モデルで446グラム。(N.S.PRO 950)
ウェッジを選ぶ際のシャフト選択
ウェッジを選ぶ際のシャフト選択ですが、『アイアンよりも重め』を勧める方が多いですが、別にそんな事はありません。
安定感を出したい方はアイアンよりも少し重めのシャフトがおすすめですが、アイアンと同じ感覚で振りたいのであればアイアンと同じシャフトで問題ありません。
基本的には14本のゴルフクラブの中でドライバーが1番軽く、徐々に重くなっていくのがゴルフクラブの適正な重量フローです。
パターを除くとサンドウェッジが1番重くなります。
ゴルフクラブの適正な重量フローについてはゴルフクラブの総重量を参考にしてみて下さい。
バンカーショットが簡単すぎる!おすすめのやさしいウェッジ4選!・まとめ
バンカーから簡単に出せるやさしいサンドウェッジをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか!?
ウェッジ選びで1番難しいのが、練習場のマットの上で打った時と、コース(芝の上)で打った時で感じが変わってしまう事です。
練習場のマットの上では多少ダフッてもソールが滑ってくれるので大きなミスに感じませんが、コースの芝の上ではミスがはっきりとわかります。
そのためウェッジを購入したら、練習場だけで良し悪しを判断するのではなく、必ず実際にコースで使用してからご自身の打ち方に合っているのか合っていないのかを判断してみてください。
特に今回ご紹介したウェッジは、幅広ソールで芝の上から多少ダフってもソールが滑ってくれるので、ミスショットになりにくいです。
ウェッジはコースで試してこそ優しさが分かるので、是非グリーン周りで試してみて下さい。
今回ご紹介したサンドウェッジを使用すれば、「バンカーって結構簡単に脱出できるんだな~」って実感出来ると思いますよ。
ウェッジの選び方が良く分らないと言う方はウェッジの選び方ー正しいクラブ選びが出来ればアプローチが好きになる!を参考にしてみて下さい。
ゴルフショップのウェッジ売れ筋ランキング!
人気のゴルフショップでは、こんなウェッジが売れてます。